2020-01-01から1年間の記事一覧
85点 『オズの魔法使い』にドロシー役として主演し、ハリウッドの黄金期を代表する女優であるジュディ・ガーランド。本作は彼女の伝記映画です。私が本作を鑑賞しようと思ったのは、単純に主演のレネー・ゼルウィガーがアカデミー賞主演女優賞を受賞し、話…
99点 『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督によるドキュメンタリー作品。最初は「ドキュメンタリーかぁ」と思っていたのでそこまで鑑賞意欲が湧きませんでした。しかし、例によって巷の評判の良さ、そして緊急事態宣言が発令され…
93点 朝鮮戦争時、巨済島捕虜収容所で、所のイメージアップのために結成されたダンスチームの物語。最近の韓国映画によくある実話ベースの作品です。最初はノーマークだったのですが、評判が良く、時間もあったので、上映終了ギリギリにグランドシネマサン…
☆☆☆☆★(4.5/5) 冬目景先生原作、グランドジャンプにて連載されていた同名漫画のアニメ化作品。制作はアニメファンから安定した支持を得ている動画工房。監督・シリーズ構成は「NEW GAME!」シリーズの藤原佳幸さん。私は原作は読んでいて、その内容には共感…
87点 昨年公開された『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』に未公開の映像を付け足してボリュームアップして公開された本作。私は昨年公開された劇場公開版は観ていません。それでも私が本作を鑑賞した理由は、映画秘宝にあります。今年の1月に発売された映…
☆☆☆★(3.8/5) 週刊ヤングジャンプにて好評連載中、赤坂アカ先生原作による同名漫画のアニメ化作品。2019年の4月からはTVアニメの1期が放送され、大好評を得たことから制作された続篇です。私は原作は未読ですが、昨年放送の1期は大変面白く見たので…
77点 2016年に公開され、内容的にはアレだったけれども、興行的には大成功を収めた『スーサイド・スクワッド』。基本的にボロカスに言われた作品でしたが、1つだけ誰もが好意的に見たキャラがいました。それが本作の主役、ハーレイ・クイーンです。ジ…
☆☆☆☆(4.4/5) 「鼓田ミナレの「波よ聞いてくれ」っへえええーい!」 月刊アフタヌーンで好評連載中、「無限の住人」の沙村広明先生原作の、ラジオを題材とした漫画のアニメ化作品。「無限の住人」は沙村先生の性癖が存分に発揮されている作品で、ぶっちゃけ…
☆☆☆★(3.5/5) 久米田康治先生原作、月刊少年マガジンで連載中のギャグマンガのアニメ化作品。声優はもはや久米田作品の主人公専属声優となった感のある神谷浩史さん。アニメーション制作は亜細亜堂で、監督は『ぼくらの七日間戦争』が記憶に新しい村野佑太…
2020年の春アニメは、新型コロナウイルスの影響で数作品が延期になるという未曽有の事態が発生しました。そのため、今年の春アニメはここ数年の中でも視聴した本数がかなり少ないクールとなりました。それでも最終回まで無事放送することができた作品に…
94点 2014年の10月から2015年の3月まで放送されたTVアニメ、「SHIROBAKO」。P.A.WORKSの「働く女の子シリーズ」の第2弾であり、商業的にも内容的にも大成功を収めた作品。私もTVアニメは放送当時見ていて、素晴らしい作品だと思っていましたの…
はじめに ロッキーと並び、シルベスター・スタローンの代表的な役であるランボー。ベトナムから帰還してから始まった彼の物語が、とうとう完結します。今回の記事では、最新作の公開を記念して、これまでのシリーズの簡単な感想をアップしたいと思います。本…
93点 出生時に37秒間呼吸が止まったことで脳性麻痺を持って生まれた女性の物語。監督は大阪に生まれ、アメリカで映画について学んだHIKARIさん。この手の「障碍者もの」というのは健常者の理想込みの描写とかお涙頂戴展開になるのが嫌なのですけど、本作…
87点 青春音楽映画です。普段ならば絶対に観ないタイプの映画で、公開直後もノーマークでした。公開後、高評価の感想を読んだりする機会はありましたが、普段ならばスルー案件。だって興味ないんですよ、こういうの。何が青春だよ、みたいな感じに思ってし…
72点 NETFLIX独占配信の映画。監督はサフディ兄弟で、主演はアダム・サンドラー。批評家からの評価が非常に高い作品だったこと、新型コロナウイルスの影響で映画館が休館してしまっていたこともあり、自宅にて鑑賞しました。 本作を観てまず感じたことは、…
☆☆☆☆(☆4/5) 「キルラキル」『プロメア』等で知られるTRIGGER制作で、NETFLIXと提携しているフジテレビの+Uitra枠で放送のアニメ作品。NETFLIXでは1~6話と、7~12話がまとめて配信されました。TRIGGER作品は基本的には見ることにしているし、しかも…
94点 今泉力哉監督の、今年2本目の監督作。1本目の監督作である『mellow』は観られなかったのですけど、本作は時間もピッタリ合ったので鑑賞できました。ちなみに観たのは2月です。最近こんなんばっか。 本作は基本的にはLGBTQを題材にした映画です。本…
30点 2011年3月11日。東日本大震災が起こったその日、福島第一原子力発電所で未曽有の事態が起こった。本作は、そこで事態の収束のために奮闘し、世界で「フクシマ50」と呼ばれた人たちの物語です。原作はノンフィクション作家の門田隆将さんで、…
☆☆☆☆(4.3/5) 「Fate/Zero」「放浪息子」などで卓越した演出力を見せつけた、あおきえいによる最新作。今回は「ディスコ探偵水曜日」などを代表作に持つ舞城王太郎。とりあえず、あおきえい監督にはハズレがあまりないこと、そして脚本は舞城王太郎さんを加…
☆☆☆★(3.5/5) はじめに 神山健治監督が、『APPLESEED』の荒牧伸志監督とコンビを組んで、NETFLIXでもう一度「攻殻機動隊SAC」を作る。これを聞いたとき、喜びを期待を感じたことを覚えています。神山監督が制作した「SAC」はTVシリーズ2作、長編アニメーシ…
☆☆☆☆(4.2/5) 月刊アフタヌーンにて、約20年間連載された、沙村広明先生のデビュー作にして代表作のアニメ化作品。2017年にはキムタク主演で実写映画化されました。実はアニメ化は2度目で、前回はAT-Xにて放送されたそう。そりゃそうだ。今回はAmazo…
78点 実は本作、新年1発目の外国映画です。1月3日に観ました。感想を書くのがだいぶ遅れたのは私の怠慢です。存在を知ったのは町山智浩さん経由。そういえばロマコメはあまり観ないなと思ったし、正月にそんなに重い映画観ても仕方がないので鑑賞した次…
90点 御年90歳のクリント・イーストウッド監督作品。前作『運び屋』から1年を待たずに公開されました。相変わらずの驚異的なスピードです。しかもそれで少なくとも映画作品としての出来はいいのだから本当にイーストウッドは映画の神に愛されてるなぁと…
87点 WEBコミックガンマで不定期連載中の漫画「メイドインアビス」を原作とする劇場アニメーション作品。2017年にTVアニメが放送され、本作はその直接的な続篇です。私はTVアニメは視聴していまして、そのクオリティの高さとあまりに陰惨な展開に驚愕…
83点 最初はノーマークだったのですけど、アトロクで特集されてて興味が湧き、調べてみたら一番近い映画館でやっていることが判明したので鑑賞してきました。感想として、想像以上に面白くて本当にびっくりしました。 本作は題材とキャッチコピーを見れば…
☆☆☆(3.4/5) 「good!アフタヌーン」にて好評連載中、桑原太矩先生原作の漫画「空挺ドラゴンズ」のアニメ化作品。制作は「BLAME!」やアニメ版「GDZILLA」シリーズのポリゴン・ピクチュアズで、監督は「BLAME!」にて副監督を担当した吉平"Tady"直弘さん。脚本…
70点 周防正行監督作。無声映画時代、まだ日本映画界に「活動弁士」なる存在がいた時代の物語。私は周防監督の作品はそんなに観ているわけではなくて、鑑賞したのは『それでもボクはやってない』と『Shall we ダンス?』のみ。しかもDVD。日本を代表するベ…
93点 台湾発の長編アニメーション映画。公開前から各方面で話題沸騰の作品でしたので、興味はありました。しかし、上映館と時間の折り合いがつかず、結局公開年の2019年のうちに鑑賞することはできませんでした。年が明け、ようやく観られるようになっ…
☆☆(2.3/5) おそらく、ソシャゲ界の王、ともいえる人気を誇るゲーム、「Fate/Grand Order」。本作はその満を持してのアニメ化作品となります。私は原作ゲームは未プレイなのですが、「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」のCMで流れた予告が素晴らしいクオリテ…
80点 白石和彌監督作品。私は白石監督の作品は基本的には追っていこうと思っているので、鑑賞しました。11月に観たのに感想を書くのがこんなに遅くなってしまいました。これもひとえに私の怠慢が原因です。なので、感想はあっさり目になります。 本作は…