2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
87点 昨年、アヌシー国際アニメーション映画祭において、宮崎駿、高畑勲以来、日本人監督として最高賞であるクリスタル賞を獲得した鬼才、湯浅政明。興行的な成功はまだありませんが、制作本数、そして各国の評価に関していえば、アニメーション監督として…
88点 日本人監督として、おそらく世界で最も評価されている監督の1人、黒沢清。これまでホラー、サスペンス、SF、ヒューマン・ドラマなど、実に多彩な作品を作り続けてきた彼が次に放ったのは、ウズベキスタンで自分探しをする女性の話でした。私は黒沢作…
7月1日 【かつて神だった獣たちへ】 3話で終了。やっぱ合わんかった。 7月アニメ『かつて神だった獣たちへ』最新PV到着! 作品紹介的にはあまり興味は惹かれなかったものの、制作がMAPPAなので見ます。 7月3日 【ダンベル何キロ持てる?】 『ダンベル何…
94点 クリストファー・ノーラン監督が2014年に放った、SF超大作。公開されてからというもの多くの観客の心を鷲掴みにし、オールタイムベストに入れている人も少なくない作品です。そんな作品なのですが、私は全く観たことがなく、ここまで来てしまいま…
89点 2004年、ケンタッキー州トランシルヴァニア大学で起こった時価1200万ドルの画集窃盗事件を題材にした作品。私は新宿武蔵野館で『THE GUILTY/ギルティ』を観た時に予告を観て存在を知りました。ただ、最初はそこまで見るつもりはなく、スルー…
78点 『峰不二子という女』より続く『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ最新作。今回焦点が当たるのは、ルパンファミリーの紅一点、峰不二子。正直、不二子に焦点を当てた作品なら、同じくアダルト路線を追求した「峰不二子という女」というTVシリーズがあるため、…
94点 昨年一部で話題になった、LGBTを扱った作品。私の周りでも本作を強烈に推してくる人間がいたので、DVDがレンタルされたこのタイミングで鑑賞してみました。 確かに素晴らしい作品でした。上映時間は39分と短いのですが、中身は濃密。LGBTを扱った作…
80点 2014年に公開された『GODZILLA』の続篇にして、そこから始まったモンスター・バースの最新作。本作はゴジラと同じく東宝を代表する怪獣であるモスラ、ラドンが参戦し、ゴジラは最大の宿敵、キングギドラと対峙します。つまり『三大怪獣 地球最大…
スティーブン・スピルバーグが生み出した傑作サメ映画。上映当時はあまりにショッキングな内容だったため、本来なら「顎」の意味である「JAWS」がサメの代名詞になってしまったり、モデルのホオジロザメそのもののイメージすら塗り替えてしまいました。そん…
72点 2016年にノイタミナ枠で放送されたオリジナルアニメーション「甲鉄城のカバネリ」の劇場版。監督は荒木哲郎、制作会社はWIT STUDIOと、「進撃の巨人」のスタッフが揃っています。放送当時は「進撃の巨人」のノウハウをそのまま注ぎ込んだダイナミ…
89点 『天元突破グレンラガン』『キルラキル』を生み出した今石洋之×中島かずき×TRIGGERの最新作。私は上記の2作品は好きで、制作会社のTRIGGERについても、毎クール作品が放送されていればチェックするくらいにはファンです。そんなスタッフが再結集する…
78点 実は私、本作に関しては油断してました。映画秘宝を読んで存在は知っていたのですが、公開日までは気を払っていなかったため、公開初週に観る時間があったにも関わらず、鑑賞しなかったのです。なので、2週目で慌てて鑑賞しました。 戦争ものとゾン…
2017年に「けものフレンズ」を発表し、彗星のごとく現れたアニメーション監督、たつき。「けものフレンズ2」を降板させられた彼が次に放った作品が、本作です。始まる前はよく分からない内容でしたが、あのたつき監督が制作するわけですから、見ないわ…
80点 武田綾乃先生による同名小説のアニメ化作品。TVアニメは2015年から放送され、現在2シーズンを数えています。映画はこのTVシリーズをまとめた総集編が2本と、外伝作品『リズと青い鳥』が1本あります。私は何だかんだで総集編以外は観ているので…