DVDその他鑑賞(2019年)
はじめに ロッキーと並び、シルベスター・スタローンの代表的な役であるランボー。ベトナムから帰還してから始まった彼の物語が、とうとう完結します。今回の記事では、最新作の公開を記念して、これまでのシリーズの簡単な感想をアップしたいと思います。本…
85点 2019年度のアヌシー国際アニメーション映画祭において、最優秀クリスタル賞を受賞した作品。制作国はフランス。ここ数年、私にも世界には実に多様なアニメーションが存在しているということが分かってきて、動画配信のおかげでそれをタイムロスが…
80点 2019年のアニー賞を総なめにし、アカデミー賞にもノミネートされたNetflix作品。昨年は実写では『アイリッシュマン』や『マリッジ・ストーリー』が製作、公開されて非常に高い評価を獲得し、いよいよNetflixの存在感が大きくなってきたことを感じ…
80点 『オーシャンズ』シリーズ、『チェ・ゲバラ』2部作のスティーヴン・ソダーバーグ監督による、NETFLIX映画。私はソダーバーグ監督の作品は考えてみればそんなに観たことはなかったので、NETFLIXならば気軽に観られるということで鑑賞した次第です。 …
95点 初ノア・バームバック。そしてスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーのW主演作。存在を知ったのは、例によって町山智浩さん経由。劇場でも公開された作品ですが、タイミング的に合わず、私はNETFLIXで鑑賞しました。 鑑賞してみて、これは参…
75点 NETFLIX制作の映画。鑑賞したのは昨年の11月。色々と後回しにしていたらこんなにも書くのが遅くなってしまいました。鑑賞したのは本作の監督が『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』のジョン・リー・ハンコックが監督してたから。また、キャス…
96点 巨匠、マーティン・スコセッシが、共にハリウッドをのし上がったロバート・デ・ニーロと『カジノ』以来、24年振りにタッグを組んだギャング映画。本作のトピックはそれだけではなく、共演にはデ・ニーロと同じくスコセッシ組のジョー・ペシ、ハーヴ…
82点 あの傑作TVドラマ「ブレイキング・バッド」の劇場版作品。TVドラマの頃から画面構成、演出と、「映画」と呼んでも差し支えないレベルの作品でしたが、とうとう本当に映画になってしまいました。とは言え、Netflix作品なのですが。私はTVドラマは結構…
91点 スパイク・リー監督の代表的な作品。監督はこれでアカデミー賞の脚本賞にノミネートされたそうです。作品は有名なので、私も以前よりずっと観たかったのですが、例によって暇がなくずっと後回しにしていました。しかし、今年の3月、スパイク・リー監…
77点 3月に公開された、ティム・バートン版『ダンボ』の予習の意味で鑑賞。実写版のほうは結局観なかったのですが、かといって本作を観たことが無駄になったかといえばそんなことはなく、名作とされているだけあってとてもいい作品でしたし、70年以上前…
88点 キアヌ・リーヴスが素晴らしいガン・フーアクションを見せ、ロシアンマフィアを壊滅させた快作『ジョン・ウィック』の続編。10月に3作目となる『ジョン・ウィック パラベラム』の公開が控えていることもあり、遂に鑑賞しました。 鑑賞してみると、…
94点 クリストファー・ノーラン監督が2014年に放った、SF超大作。公開されてからというもの多くの観客の心を鷲掴みにし、オールタイムベストに入れている人も少なくない作品です。そんな作品なのですが、私は全く観たことがなく、ここまで来てしまいま…
94点 昨年一部で話題になった、LGBTを扱った作品。私の周りでも本作を強烈に推してくる人間がいたので、DVDがレンタルされたこのタイミングで鑑賞してみました。 確かに素晴らしい作品でした。上映時間は39分と短いのですが、中身は濃密。LGBTを扱った作…
77点 2014年に公開されたハリウッド版ゴジラ。今年の5月末にハリウッド版『三大怪獣 地球最大の決戦』と言える『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が公開されるので、復習の意味で鑑賞しました。 ハリウッド版『GODZILLA』と言えば、エメリッヒが…
87点 現在、絶賛公開中の『バイス』を監督したアダム・マッケイ。彼が制作し、アカデミー賞で脚色賞を受賞した本作。『バイス』が似たような感じの映画だと聞いたので、予習の意味で鑑賞しました。 タイトルは「華麗なる大逆転」です。これだけで連想でき…
98点 クリント・イーストウッド監督が、自身最後の主演・監督作として制作した作品。本作はその意気込み通り、イーストウッドの監督として、そして役者としての集大成的な作品であり、同時の彼のアメリカへの遺言的なメッセージを持った作品でした。 本作…
97点 「セルジオとドンに捧ぐ」 本作の最後に出てくる言葉です。ここでいうセルジオとドンとは、もちろんセルジオ・レオーネとドン・シーゲルのことです。クリント・イーストウッドは、彼らと組んで多くの作品を生み出してきました。中でも有名なのは、『…
86点 ソリッドシチュエーション・スリラー作品の『ソウ』や、ホラー映画『デッド・サイレンス』を撮ったジェームズ・ワン。彼が次に監督した作品は、まさかのビジランテもの。原作は『狼よさらば』を執筆したブライアン・ガーフィールド。それまでの2作と…
87点 全世界で大ヒットを飛ばした「ミレニアム」シリーズを原作とする本作。同じ原作を基に制作された「ミレニアム」三部作とは独立したシリーズで、監督は『セブン』『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー。前から観たかったのですが、ズルズル…
85点 ジェームズ・ワンの監督デビュー作。有名な作品ですが、私はグロが苦手なため、長らく敬遠してきました。なので、ラストも知っています。それなのに何故観たのかと言えば、『アクアマン』に備えるため。有名な方なので、監督作を追っていこうと思い、…
85点 それまで大低迷期の中にいたM・ナイト・シャマランが起死回生の手段として世に放った作品。メジャー大作ばかりだったこれまでとは違い、本作は無名俳優を使い、製作費もわずか500万ドルという超低予算映画です。しかし、出来の良さは制作費には比…
78点 『ヴィジット』で復活を果たしたシャマランが次に放った作品。かなりの良作であった前作と比べると、本作は以前のシャマランらしく、展開と共にジャンルも変わるという変な映画でした。 本作はまずスリラーとして始まります。私は冒頭からやられまし…
55点 M・ナイト・シャマランが『シックス・センス』の次に放った作品。『シックス・センス』は一見ホラーながらも実は心に傷を負った者がそのトラウマを乗り越えるというヒューマンドラマでした。しかし、そんな普通の良作であった『シックス・センス』と…
77点 M・ナイト・シャマラン監督の永遠の代表作。そして私の2019年初の映画。ラストの大どんでん返しは今でも語り草となっています。ただ、私はそのラストは知っていました。これは同じ被害者を出さないために書いておきたいのですが、もしまだ『シッ…