暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年春アニメ感想⑤【鬼滅の刃】

現在、週刊少年ジャンプで大好評連載中の五峠呼世晴先生の原作をアニメ化した作品。単行本は17巻まで発行され、累計の売上部数は1200万部を突破(2019年10月現在)しているという今のジャンプを代表する作品の1つです。私は例によって原作は読ん…

心の深淵を巡る旅【アド・アストラ】感想

78点 初ジェームズ・グレイ。当初は観るつもりはなかったのですが、例によってヴェネチア国際映画祭にて大変評判が良かったということと、このような文芸映画っぽい作品が近くのシネコンでかかっていて観やすかったので鑑賞してきました。 予告とポスター…

日本アニメの進化形はここにある?【HELLO WORLD】感想

87点 東宝が制作した、オリジナル・アニメーション。監督は「ソード・アート・オンライン」シリーズの伊藤智彦。脚本は小説家の野崎まど。制作はあの傑作『楽園追放』を生み出したグラフィニカ。私は「S.A.O」にはそこまでハマらなかったですし、野崎まど…

2019年夏アニメ感想④【コップクラフト】

「フルメタルパニック!」シリーズの賀東招二先生原作の同名ライトノベルをアニメ化した本作。原作は「海外の小説を賀東先生が翻訳した」という体で書かれている、少し面白い作品です。私は原作の存在は以前から知っていましたが、まぁ例によって読めておら…

2019年春アニメ感想④【キャロル&チューズデイ】

人間がその生活の場を火星にまで伸ばした未来。難民の子、キャロルと、政治家の娘、チューズデイ。彼女らが出会い、音楽を通して絆を深め、成功していく様を描いた作品です。総監督は「カウボーイ・ビバップ」「スペース・ダンディ」等、名作を生み出してき…

そのままの自分が、最高にクール【エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ】感想

91点 何でもアメリカの前大統領、バラク・オバマが2018年のベストに選んだという本作。私はオバマは別にいいのですが、本作の高い評判は前から入ってきていまして。雰囲気的に同じような感じの『レディ・バード』も素晴らしかったので楽しめるんじゃな…

2019年夏アニメ感想③【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-】

あの超人気シリーズ「Fate」のスピン・オフ作品。主人公は「Fate/Zero」にて、ライダー/イスカンダルと共に戦ったウェイバー・ベルベット。本作は、彼が亡き師、ケイネス・エルメロイが持っていた「ロード」の名を継ぎ、次々に舞い込む難事件に挑むミステリ…

紛れもなくジョーカーの映画であり、ヴィランの映画でもある【ジョーカー】感想

99点 『アクアマン』、『シャザム!』と、DCEUを見直した途端に傑作、秀作を連発するようになったDC映画。現在、MCUとは違う意味で好調になりつつあるDCが放ったのは、あのバットマンの宿敵にして、アメコミのスーパーヴィランの中でも抜きんでた存在感を…

人と人を繋ぐ物語【ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形】感想

87点 2018年に放送され、(京アニ制作の中でも)驚異的な映像クオリティを見せつけた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版作品。私はTVアニメは楽しく見ていたので、その劇場版作品ということならば例え外伝だろうと鑑賞するしかないというこ…

浮き彫りになる、人間の闇【誰もがそれを知っている】感想

80点 『海辺の生と死』『セールスマン』のアスガー・ファルハディ監督最新作。彼の最新作ならばということでもちろん鑑賞した次第です。 ファルハディ監督は、『セールスマン』において、「妻を襲ったのは誰か」というミステリー的な内容をメインに据えつ…

2019年夏アニメ感想②【ダンベル何キロ持てる?】

ダンベル何キロ持てる?と聞かれれば、「ご、5キロ・・・」としか言えない私ですが、実は市営のトレーニングルームで定期的に筋トレはしていまして(民間のジムは高い)。そんな共通点と動画工房制作という2点で視聴を決定しました。 とても心地よいアニメだ…

今年最高のおバカ映画、爆誕!!【映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説】感想

80点 暁なつめ先生原作による、「小説家になろう」発のライトノベル、「この素晴らしい世界に祝福を!」の劇場アニメ作品。私は2016年、17年に放映されたTVアニメは見ており、「嫌いじゃない」と言えるくらいには好きなのでわざわざムビチケまで買っ…