皆様、こんにちは。いーちゃんです。もう3月になってしまいましたが、2021年の新作アニメのベスト10を発表したいと思います。毎年恒例なんだけれども、秋アニメの視聴がようやくだいたい終わって、ランキングを出せるようになりました。
2022年に繰り越し
「86-エイティシックス-(第2期)」
「王様ランキング」
「ルパン三世 PART6」
対象作品(視聴済み)
2020年秋アニメ
「呪術廻戦」
「おそ松さん(3期)」
「ひぐらしのなく頃に業」
冬アニメ
「SK∞ エスケーエイト」
「のんのんびより のんすとっぷ」
「BEASTARS(2期)」
「無職転生~異世界行ったら本気出す~」
「ゆるキャン△ SEASON2」
「Re;ゼロから始める異世界生活 2nd season 後半」
「ワンダーエッグ・プライオリティ」
「ホリミヤ」
「怪物事変」
「ぶらどらぶ」
春アニメ
「Vivy-Fluorite Eye's Song-」
「86-エイティシックス-」
「EDEN」
「オッドタクシー」
「極主夫道」
「ゴジラS.P<シンギュラ・ポイント>」
「スーパーカブ」
「ゾンビランドサガ リベンジ」
「SSSS.DYNAZENON」
「不滅のあなたへ」
夏アニメ
「かげきしょうじょ!!」
「小林さんちのメイドラゴンS」
「Sonny Boy-サニーボーイ-」
「ひぐらしのなく頃に卒」
「平穏世代の韋駄天達」
「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd season」
秋アニメ
「古見さんは、コミュ障です」
「先輩がうざい後輩の話」
「無職転生~異世界行ったら本気出す~(第2クール)」
「鬼滅の刃 遊郭編」
「スーパー・クルックス」
「かぎなど」
2021年に視聴したTV/配信アニメは計32本。2020年からの繰り越しは3本。本ブログのランキングでは、対象となる作品は「その年に完結した作品」であるため、秋アニメでまだ終了していない作品は除外します。では、行ってみよう。
いきなり記事が無くて申し訳ないのですが、野島伸司脚本、若林信監督によるオリジナルアニメーション。Clover Worksによるクオリティの高いアニメーションと、サイコスリラー風味な演出、そして視聴者の考察欲を引き立てるような謎に満ちたストーリーで話題になりました。
私も本作のクオリティとストーリーにはいたく感激し、放送を毎週楽しみにしていました。あらゆる伏線を放置して物語が終わったときには唖然としましたが、要は本作は、少女たちの出会いと別れの物語でしかないと分かると、ラストの寂寥感にも特別な気持ちを以て見ることができましたので、この順位です。
9位「PUI PUI モルカー」
また記事がない。すいませんね。日本アニメでは珍しいストップ・モーションアニメで大きな話題となった作品。モルカーの可愛さはもちろん、往年の名作映画やアニメにリスペクトを捧げたと思われるアクションは圧巻。作り手の創意工夫がそこかしこに見える、素晴らしい作品でした。
inosuken.hatenablog.com
ようやく記事があるのん。シリーズの事実上の完結作。これまで同じ時間を生きていたれんちょん達が、遂に外の時間に向かい出したあのラストに、大変感動しました。
inosuken.hatenablog.com
「女子高生×○○」なアニメなのだけど、高畑勲や片渕須直が志向した、「キャラの日常を丁寧に描く」ことを生真面目に行った作品。驚異的なクオリティというわけではないのですが、その丁寧な描写と、銀残しを意識したという画面の色彩など、徹底して小熊に寄り添った作りが良かったな。
6位「呪術廻戦」
inosuken.hatenablog.com
2020年~2021年前半の大ヒット作。「鬼滅の刃」のヒットを上手く受け継ぎました。もちろん、MAPPAの安定したクオリティがあってのものではありますが、原作が好きで、それをちゃんとアニメ化してくれたと言うだけでランクインです。
inosuken.hatenablog.com
全ての要素がきちんといい方向へパワーアップしている2期の理想形。「スーパーカブ」にも通じる点ですが、キャラの動きや、背景(美術や音など)を丁寧に描いた点も素晴らしい。
4位「ゴジラS.P<シンギュラ・ポイント>」
inosuken.hatenablog.com
歴史的名作映画『ゴジラ』のアニメ化作品。『シン・ゴジラ』の逆を行く、2人の天才による謎の解明。抽象的な面はあれど、映画でしかできない、怪獣映画というフォーマットを、TVアニメに上手く落とし込んだという点でこの順位です。
3位「Sonny Boy」
inosuken.hatenablog.com
夏目慎吾監督のオリジナル・アニメーション。「十五少年漂流記」、「漂流教室」を思わせる設定から、予想もつかない展開へ話が進みます。最終的には、少年が大人になる話という、普遍的なジュブナイル作品でした。
2位「オッドタクシー」
inosuken.hatenablog.com
2021年最大の話題作。異なる才能が結集し、極めて上質なミステリーを生み出しました。ラストにファンは生殺しになりました。これが1位でもいいんですけどね。今年公開の映画も楽しみです。
1位「かげきしょうじょ!!」
inosuken.hatenablog.com
思えば、2021年、いちばん楽しみに見ていた作品だし、いちばん登場人物を応援していた作品でした。そして、原作にも手を出そうかと思っている。つまり、2021年いちばん入れ込んだ作品であり、なので1位です。
以上です。この他には、「不滅のあなたへ」、「SSSS.DYNAZENON」、「小林さんちのメイドラゴンS」、「86-エイティシックス-」、「ぶらどらぶ」、「鬼滅の刃 遊郭編」などがベスト級です。特に「鬼滅」は、圧巻のクオリティだったのですが、何というか、それ故にもう俺が支持しなくていいな、と思ったので、除外しました。