暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

2022年新作TV/配信アニメベスト10

はじめに

 皆様。お久しぶりです。いーちゃんです。もうね、最近、本当にブログを書く時間が取れなくて、映画の感想記事も文章少なめにしてまとめて公開する方向にしましたし、アニメの感想に至っては書くことを放棄!書きたいとは思っていますが・・・。多分、今後もこのような形になると思います。もし更新頻度が上がったら、今の仕事を辞めたと思ってください。しかし!アニメの記事はせめて年間ベストの記事は書きたい!もう7月だとかそんなの関係ない!ようやく視聴予定の作品を全て見たので、やるのは今なんだ!という感じです。対象作品は下記37作品です。それでは、行ってみよう!

 

対象作品

2021年秋アニメ

「86-エイティシックスー(2期)」

「王様ランキング」

ルパン三世PART6」

 

冬アニメ

「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」

最遊記RELOAD-ZEROIN-」

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン(第1クール)」

からかい上手の高木さん3」

「明日ちゃんのセーラー服」

「その着せ替え人形は恋をする」

平家物語

 

春アニメ

「阿波連ははかれない」

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON-浅き夢の暁-」

パリピ孔明

古見さんは、コミュ症です。(第2期)」

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック‐」

SPY×FAMILY(第1クール)」

「かぎなど(第2期)」

サマータイムレンダ」

 

夏アニメ

リコリス・リコイル」

「よふかしのうた」

「ユーレイデコ」

メイドインアビス 烈日の黄金郷」

異世界おじさん」

はたらく魔王さま!!」

「風都探偵」

 

秋アニメ

SPY×FAMILY(第2クール)」

ポプテピピック(第2期)」

機動戦士ガンダム 水星の魔女(Season1)」

名探偵コナン 犯人の犯沢さん」

ヤマノススメ Next Summit」

「モブサイコ100Ⅲ」

「Do It Yourself-どぅー・いっと・ゆあせるふ‐」

「アキバ冥途戦争」

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン(第2クール)」

「ぼっち・ざ・ろっく!」

チェンソーマン」

BLEACH 千年決戦篇」

 

10位「風都探偵」

 「サイクロン!」「ジョーカー!」(CV立木文彦)→「さぁ、お前の罪を数えろ」→「W-B-X」これで決まりだって感じです。

 10位は「仮面ライダーW」のコミカライズ版のアニメ化。私は「W」はリアタイで見ていたので、あの続きの物語が見られるのかとウッキウキでした。コミカライズ版が優れているというのは大前提として、肝心の内容も、TVドラマへのオマージュが満載で、「Wをアニメにしてやる!」という制作陣の気概を感じるもので、毎回感動していました。

 

9位「SPY×FAMILY」

 2022年アニメの顔その1。集英社とTOHOの本気を見る。Clover WorksとWIT STUDIOという現代最強の制作会社を揃え、監督に古橋一浩、主題歌にofficial髭男dism、星野源、BUMP OF CHICKINを配し、ハリウッド映画をモチーフとした原作にふさわしい、軽妙さとアクションを備えた娯楽作となりました。正直、この資本力にムカついていたのですが、やっぱり面白かったのでこの順位。

 

8位「モブサイコ100Ⅲ」

 シリーズ完結篇。シリーズものの最終話で、1期OPがかかる作品は名作の法則。これは素晴らしかった。毎回BONESの本気が楽しめる作品なのですが、今期も毎回超絶アクションの連続に興奮し、モブの成長に少し泣かされたりしました。これで終わりかと思うと悲しいけど、最後まで誠実に作られたいいシリーズだったと思います。

 

7位「ヤマノススメ Next Summit」

 第4期。シリーズものは重ねるごとに制作会社の変更や、それに伴うスタッフの大幅変更によってクオリティが低下したりするのが常なのですが、本作はシリーズを重ねるごとにクオリティが上がっていく稀有な存在です。今期も丁寧なアニメーションの連続で、それを見ているだけで楽しく、また、最終的に山登りを人生に例え、彼女たちの人生を後押ししているようなラストは本当に良かったな。

 

6位「機動戦士ガンダム 水星の魔女(Season1)」

 始まる前こそ「ポリコレガンダム」とか散々な言われようをされていた本作ですが、始まったら一瞬でそんな声は止み、今では大ヒット作です。本作といい今かかっているマリオといい、何なんだこの掌返しは。さて、ガンダムで学園ものとかいう異色の組み合わせですが、全話見終わるとやっぱりガンダムだったというね。Season2も楽しみ。

 

5位「サマータイムレンダ」

 ジャンプ+で連載されていたタイムリープもの。原作の精度が素晴らしかったのですが、アニメ化に際し、完璧な取捨選択のもと、スピード感たっぷりに仕上げてみせてくれました。個人的に、田中先生のことは「瞳のカトブレパス」の頃から知ってるので、こんな面白い作品を生み出したまでになったことに感無量でした。

 

4位「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

 2012年。「ジョジョ」のアニメ化が発表されたとき、期待している人は誰1人としていなかった。それが10年かけて6部までアニメ化され、評価までされている。これはMCUがサノスまで無事に制作できたことと同じくらいの快挙だと思う。そのスタッフの覚悟と情熱に敬意を表して。

 

3位「明日ちゃんのセーラー服」

 明日小路という女子が、新しい学校で友達に出会い、キラキラした日々を送る姿を描いた秀作。Clover Worksが本気を出した丁寧なキャラの動き、美しい美術など、非常に贅沢なアニメ化だった。これが小路の生活の彩を表現しているわけで、見ていてとても優しい気持ちになれた。

 

2位「ぼっち・ざ・ろっく!」

 秋アニメ、いや、2022年アニメの顔。「令和のけいおん!」は伊達じゃない。京都アニメーションが「ライブアライブ」「けいおん!」で開いた演奏シーンの表現を踏まえ、Clover Worksが演奏シーンをアップデートしてみせた、という点でも意義深い。ギャグの演出も多彩で面白く、日常ものの最新版という側面もある。2022年は、京都アニメーションの影響が色濃く感じられる作品が結構あったなという印象。

 

1位「平家物語

 山田尚子監督の最新作が1位。合戦ではなく、あの時代に生きていた平家の人間にフォーカスを当てた作品。「いつまでも続くと思っていたものが突然終わりを告げる」という、『けいおん!』『リズと青い鳥』『たまこラブストーリー』に繋がる話で、ここに刹那的な美しさがある。特にフィーチャーされていたのはあの時代に生きていた女性で、とく子はその苦しみを一身に引き受けてしまっていたと思う。しかしその苦しみを受けてなお、「生きる」姿を描いた今作には、非常に力強いものを感じました。

 

 以上です。もういちどランキングを並べます。

1位「平家物語」制作:サイエンスSARU
2位「ぼっち・ざ・ろっく!」制作:Clover Works
3位「明日ちゃんのセーラー服」制作:Clover Works
5位「サマータイムレンダ」制作:OLM TEAM KOJIMA
6位「機動戦士ガンダム 水星の魔女(Season1)」制作:サンライズ
7位「ヤマノススメ Next Summit」制作:エイトビット
8位「モブサイコ100Ⅲ」制作:BONES
9位「SPY×FAMILY」制作:Clover Works、WIT STUDIO
10位「風都探偵」制作:スタジオKAI
 
おわりに
 こうして並べるとClover Works強すぎだな。ランキング外だけど「その着せ替え人形は恋をする」も良かったし、現状では最強の会社だね。ちなみに、2023年は現状、「スキップとローファー」がベストです。