暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

2019年新作TVアニメベスト10

 皆様。こんばんは。2019年も終わり、早1ケ月が経ちました。今回は、ようやく全ての作品を視聴し終えたというわけで、2019年のTVアニメベスト10を発表したいと思います。対象作品は例によって、「2019年内に終了し、私が全話見た新作アニメ」とします。

 

対象作品

2018年秋アニメ

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

「風が強く吹いている」

 

冬アニメ

「リヴィジョンズ」

ブギーポップは笑わない

「モブサイコ100Ⅱ」

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」

「荒野のコトブキ飛行隊」

「臨死!!江古田ちゃん」

「ケムリクサ」

どろろ

 

春アニメ

「さらざんまい」

ぼくたちは勉強ができない

ワンパンマン

「キャロル&チューズデイ」

鬼滅の刃

 

夏アニメ

からかい上手の高木さん2」

ダンベル何キロ持てる?」

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-」

コップクラフト

「荒ぶる季節の乙女どもよ」

ヴィンランド・サガ

 

秋アニメ

PSYCHO-PASS サイコパス3」

ぼくたちは勉強ができない!」

BEASTARS

「星合の空」

 

動画配信

ULTRAMAN

 

来年度に持ち越し予定

無限の住人-IMMORTAL-」

Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア-」

「バビロン」

 

 以上の26作品が対象です。この中より、私のベスト10を発表したいと思います。では、行ってみよう!

 

 

10位「ケムリクサ」

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 「けもフレ2」降板のときはどうなるかと思ったものの、たつき監督は同じく独特の世界観を持ちながらも決して二番煎じになっていない良作を送り出してきました。設定はややキッチュながらも、描いていることは「好き」という普遍的な感情についての物語。作品の完成度としては今年随一かもしれん。

 

 

9位「からかい上手の高木さん2」

inosuken.hatenablog.com

 からかい上手の高木さんと純朴な男子中学生、西片のからかい勝負という名のイチャイチャを眺める素晴らしい作品。今期は恋愛に全振りしていました。そしてそれだけではなく、2人の「距離」の物語として上手くまとまっているこれまた良作でした。

 

 

8位「ダンベル何キロ持てる?」

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 女子高生が筋トレしているだけなのに面白いという謎のアニメ。キャラ、テンポ全てがよく、見た後は筋トレ知識がついて筋トレしたくなるという作品でした。「見るプロテイン」は伊達じゃない。

 

 

7位「revisions リヴィジョンズ」

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 谷口吾郎監督が+Ultra、そしてNETFLIXと手を組んだサバイバル作品。「無限のリヴァイアス」を彷彿とさせる設定でしたが、あそこまでドロドロしておらず、「本当の意味でのヒーローの誕生」を描いた作品でした。後ルゥ可愛すぎ。

 

 

6位「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

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 もはや安定のコンテンツとなったシリーズ。今回もスタッフの「覚悟」と「愛」を感じることができました。往年の名作が次々と微妙な出来でアニメ化され贈り出されている中、本シリーズのように常に安定した出来で続いているということはそれだけで評価に値します。

 

 

5位「モブサイコ100Ⅱ」

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 ボンズがまたまた本気を出したアクションの見本市。技巧を凝らしたアクション・シーンのつるべ打ちで、見ている間は本当に楽しい。ストーリー的にもモブの成長と自立の話であり、続篇としての意義も完璧であるいう作品。

 

 

4位「鬼滅の刃

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  2019年というより、漫画界ではここ10年で最高の超ヒット作であり、未だに本屋では品薄が続いています。原作は部数も4000万部を超え、驚異的な伸びを見せています。そのヒットの最大の要因はこの素晴らしすぎるアニメ化にあります。ufotableが本気を出し、原作の良さを120%引き出して見せました。「良いアニメを作ればヒットする」ことを証明してみせた作品です。後半に行くにつれて尻上がり的に面白くなっていく展開が素晴らしかったです。

 

 

3位「風が強く吹いている」

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  「駅伝」というおよそアニメ映えしない競技を見せてしまった力量に感服。小説は1冊の身なのですが、2クールかけて個々のキャラクターのドラマを紡いでいき、最後の箱根駅伝を「想いを繋ぐ」モノとして描いていました。人間ドラマとしても素晴らしかったです。

 

 

2位「ヴィンランド・サガ

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 幸村誠先生の傑作である原作をそのまま傑作として映像化してみせた作品。クヌート覚醒のシーンは完璧で鳥肌もの。これだけで本作は映像化した意味があります。元からファンということもありこの順位。

 

 

1位「どろろ

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  約半世紀前の作品を現代に蘇らせるというのは、こういうことです。原作にあった「隙」を上手く使い、現代的なメッセージを持たせ、その上で原作の肝は外していなかったという再構成能力に感動。昨今、「往年の名作」が乱発され、それらが微妙な出来なものが多いので、もっと頑張ってほしいなと思います。

 

2019年新作TVアニメベスト10

 

1位「どろろ

2位「ヴィンランド・サガ

3位「風が強く吹いている」

4位「鬼滅の刃

5位「モブサイコ100Ⅱ」

6位「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

7位「revisions リヴィジョンズ」

8位「ダンベル何キロ持てる?」

9位「からかい上手の高木さん2」

10位「ケムリクサ」

 

まとめ

 以上がベスト10です。ぶっちゃけ、今年はそこまで突出して良かった作品はなく、若干地味目な印象でした。まぁ昨年が凄すぎたってのもありますが。2020年は何だか凄そうなので、楽しみですね。

 

 

昨年のベストランキングです。

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