遅くなった理由
今回は2018年の新作アニメベスト10の記事です。何故この時期になったのかというと、それは単純に私が時間を確保できなかったから。年末は映画のベストを決めたりとか私用で時間をとられ、秋アニメを年内に全話見れませんでした。それならばと開き直って、1月一杯を使ってまだハードディスクに入っているアニメを消化し、それからベストを決めようと思いました。そして努力の末、秋アニメは消化できました。しかし、やはり消化しきれない2018年のアニメ作品も出てきました。ただ、それも消化しようとすれば、今の冬アニメも終わってしまい、そうなると冬アニメの感想を書かねばならないためまた記事を書けないという悪循環に陥ると考え、結果、「今の段階で視聴が終わっている作品」に限ってランキングすることにしました。
前置きが長くなりましたが、ここから年間ベスト10を発表させていただきます。一応、対象作品は私が2019年1月までに全話視聴した2018年の新作アニメとさせていただきます。発表形態は問いません。ただし、劇場作品につきましては、映画のランキングの方にあげましたので、除外とさせていただきます。また、現在放送中の秋アニメ『風が強く吹いている』『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』は2019年分として換算させていただきます。
一応、アニメ邦画のベスト7を貼っておきますね。
破壊屋さんの企画に参加します。#2018年のアニメ邦画ベスト7
— いーちゃん (@GangyMr) 2019年1月28日
①リズと青い鳥
②若おかみは小学生!
③ドラゴンボール超 ブロリー
④ペンギン・ハイウェイ
⑤ニンジャバットマン
⑥さよならの朝に約束の花をかざろう
⑦のんのんびより ばけーしょん
発表の方法は、まずは私が2018年に見た作品をクールごとに列挙して、その後にベスト10を発表させていただきます。では、発表させていただきます。
※ まだ全話未視聴
★ 全話視聴しているけど、まだ記事をアップしていない。
冬アニメ
『ゆるキャン△』
『ポプテピピック』
『カードキャプターさくら クリアカード篇』※
『銀魂.銀ノ魂篇』
『ハクメイとミコチ』
※冬アニメは、感想を書き始めた時期的な問題で、一部作品を除き、作品の感想をアップしておりません。
春アニメ
『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』★
『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』
『ルパン三世 PART5』
『ヒナまつり』
『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』
『ゴールデンカムイ』
『ひそねとまそたん』
『フルメタル・パニック! Invisible Victory』※
夏アニメ
『はねバド!』
『BANANA FISH』★
『はるかなレシーブ』
『はたらく細胞』
『あそびあそばせ』
『深夜!天才バカボン』
『天狼 Sirius the Jaeger』
『少女☆歌劇レヴュースタァライト』★
『ぐらんぶる』
秋アニメ
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
『やがて君になる』★
『うちのメイドがウザすぎる!』
『色づく世界の明日から』
『SSSS.GRIDMAN』
『アニマエール!』
『ツルネー風舞高校弓道部ー』★
Webアニメ
『DEVILMAN cry baby』
『衛宮さんちの今日のごはん』
以上になります。ここからベスト10を発表します。
10位『からかい上手の高木さん』
からかい上手の高木さん Cover song collection
- アーティスト: 高木さん(CV:高橋李依)
- 出版社/メーカー: TOHO animation RECORDS
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: MP3 ダウンロード
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10位はこれ。見てみると、最初の想像と全く違う作品で、毎回高木さんのかわいさと西片の中学生感あふれるリアクションにニヤニヤしていました。また、こんなミニマムな話をちゃんと見せてしまえる手腕にも感服しました。
9位『やがて君になる』
「まだ感想を書けていない作品」シリーズ第1作(※3月10日にリンクを追加しました)。心理描写の丁寧さに毎回やられていました。
8位『あそびあそばせ』
2018年のバカアニメ大賞作品。見る前のイメージを完全に覆す第1話の構成、そしてそこからノンストップで繰り広げられる下らない(褒めてます)ギャグの数々に毎回笑わせてもらっていました。
7位『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』
まだ完結していませんが、昨年で西洋妖怪編に一区切りついたので、入れました。『ゲゲゲの鬼太郎』という昔の作品に時事ネタを上手く盛り込み、さらに基本的な内容も現代的にアップデートされています。これまでの『鬼太郎』とは一線を画していながらも、『ゲゲゲの鬼太郎』の根幹は失っていないという理想的なリメイクなので入れました。
6位『ゆるキャン△』
深夜アニメの定番「女子高生に何かやらせてみた」もの。本作がこれらのようなその他大勢の作品と違っている点は、リンとなでしこの距離が少しずつ縮まっていく様子を丁寧に描写している点。これで本格的なキャンプとビギナー向けキャンプを同時に描くという点でも効率的な作りでした。
5位『ルパン三世 PART5』
それまでの「ルパン三世」を歴史として肯定し、バラバラだったルパン三世像を再定義した画期的作品。だから入れました。
4位『恋は雨上がりのように』
原作かアニメへの再構築力の素晴らしさ、あきらと近藤の気持ちが明確に伝わってくる演出など、毎回話の構成の上手さに舌を巻いてました。
3位『SSSS.GRIDMAN』
『電光超人グリッドマン』をアニメとして上手くリメイクした良作。端々に溢れる特撮へのリスペクトもそうですが、最終話の最後で完全にノック・アウトされました。
さて、ここからTOP2の発表です。ただ、今年はいきなり例外で申し訳ないのですが、今年はどうしても「これは1位以外ないだろ」と思える作品が2つあったので、同率1位とさせていただきます。
1位『宇宙よりも遠い場所』
6位と同じく、「女子高生に何かをやらせてみた」ものの傑作。おそらくこれと同じレベルの作品はこれから10年現れないかもしれない。それぐらい群を抜いた作品でした。メイン4人の心理描写の丁寧さ、小道具の見事な使い方、毎回無駄を排したキレにキレまくった演出(全話神回を久しぶりに見ました)など、文句の付け所が無い作品でした。
1位『DEVILMAN cry baby』
NETFLIX制作のこちらも傑作。永井豪先生の『デビルマン』を現代的に見事にアップデートしていました。ラストのマラソンは涙なしには見れません。見終わった後、しばし茫然としていました。
2018年新作アニメベスト10 まとめ。
①『DEVILMAN cry baby』
①『宇宙よりも遠い場所』
③『SSSS.GRIDMAN』
④『恋は雨上がりのように』
⑤『ルパン三世 PART5』
⑥『ゆるキャン△』
⑦『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』
⑧『あそびあそばせ』
⑨『やがて君になる』
⑩『からかい上手の高木さん』
以上です。他にも、『衛宮さんちの今日のごはん』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『ヒナまつり』『はねバド!』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も良かったです。2018年は冬アニメが強すぎましたね。しかし、個人的に、『ゾンビランドサガ』『メガロボクス』『B:The Beginning』をまだ見れていないのが心残りです。