夏アニメも徐々に終わってきていますね。これから、終わった順に見ていたものの感想をあげていこうと思います。
今回は「潔癖男子!青山くん」です。作品的に関係ないですが、「田中くんはいつもけだるげ」みたいに、地味だけど面白いギャグアニメ感があったので、一応見とくかくらいの気持ちで見ました。そしたら予想外に面白くて、結局最終話まで見てしまいました。ギャグアニメというか、私にとっては癒しアニメでしたね。
「潔癖症の元U‐16日本代表」の青山くんが主人公のギャグアニメです。ですが、ぶっちゃけ、この青山くんは直接ギャグをするわけではなく、どちらかと言えば狂言回しすね。で、周りのキャラがバカなことをやってる姿を見て楽しむアニメでした。どことなく、「坂本ですが?」に似ていました。声優も同じくらい豪華だし。しかも、所属している部活がサッカー部なのにバスケやったり柔道やったり漫画の話になったりネトゲの話になってたり、やりたい放題でしたね。
そして、やりたい放題と言えばED。何故、「太陽がくれた季節」なのか。そして何故、川崎のぼる風の絵なんだ・・・。最初見たときは爆笑してました。いい話になっても、このEDでいい感じに台無しになってたと思います。これ発案した人天才かよって思いましたね。
また、声優がやたら豪華。主人公、青山くんは置鮫龍太郎さんですし、準主人公?の財前は関智一さん、3馬鹿は保志総一朗さんに、阪口大助さん、吉野裕行さん。武智は子安さん、他にも、ベテランの方が勢ぞろいしてます。なので、演技に関しては、最高の一言でしたね。
このアニメは出てくるキャラが揃って個性的ですね。凡庸な奴があんまりいない。3馬鹿は馬鹿だし、部長は彼女と一緒に青山信者になるし、顧問はBL愛好家だし、良い奴だと思ったらやっぱりどこかおかしい梅屋とか。また、青山のチーム以外にも、腹筋の武智とか(子安さんの演技も相まって出てくるだけで笑える)、青山より強い伊吹とか個性豊かです。
後、女キャラも普通にかわいい。青山信者の後藤もかとか、男の妄想を具現化したような小田切とか、ツンデレ気味の倉田とか。
こんなキャラが楽しいことをやってると、こっちとしては、和むんです。そして、ここまでではなかったけど、高校時代、自分ってどうだったかなとか考えて、そういやあんま友達いなかったなとか思いを馳せていました。
とにかく、軽い気持ちで見ていられる今季の癒しアニメの1つでした。