暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

2022年新作映画部門別ベスト10

 皆様。あけましておめでとうございます。いーちゃんです。先日、新作映画のベスト10を発表しました。今回は、全体ではなく、部門別のベストを発表したいと思います。全体のランキングと被っているものもあります。では、行ってみよう。

 

【海外映画部門ベスト10】

1位『カモン カモン』

2位『トップガン マーヴェリック』

3位『NOPE』

4位『リコリス・ピザ』

5位『RRR』

6位『ウエスト・サイド・ストーリー』

7位『ブラック・フォン』

8位『THE BATMANザ・バットマン-』

9位『13人の命』

10位『グレイマン

 

 1位~8位までは全体のランキングと被っています。だから面白味はないかと思いますが、9位、10位は最後まで悩んだ映画のうちの2本でした。泣く泣く外しましたが、特に『13人の命』は入れといても良かったよなぁ、と思ってます。『グレイマン』は午後ローでやってる感じの観た後に内容を覚えていない系の映画ではありますが、観ている間はとても楽しかった記憶があるので、入れました。

 

【日本映画ベスト10】

1位『ケイコ、目を澄ませて』

2位『THE FIRST SLAM DUNK

3位『ある男』

4位『窓辺にて』

5位『劇場版Re;cycle of PENGUINDRUM[前後篇]』

6位『愛なのに』

7位『さがす』

8位『線は、僕を描く』

9位『すずめの戸締まり』

10位『ONE PIECE FILM RED』

 

 1位と10位は全体のランキングと被ってます。『ONE PIECE FILM RED』が10位なのは、本作が「10位の映画」だからです。というより、「ランキングを作ったとき、必ず一番下に入れる」映画だからです。必ず入れたい映画とも言えます。それ以外では、9位の『すずめの戸締まり』は、新海誠が新たなステージに立った記念碑的作品だと思います。8位は、確かにあっさりしているけど、青春映画の新たな秀作。7位は、日本映画でこのようなノワールができたことに感謝&佐藤二郎が良かったから。6位は会話のテンポから何から、とにかく観てて面白かった。何回か爆笑したし。5位は、11年前の作品を、今の時代に「リメイク」し、図らずも時代とリンクしてしまったことへの畏敬の念。4位は、中盤の稲垣吾郎中村ゆりの会話に戦慄した。3位は、日本にある諸問題を描きつつ、アイデンティティの物語へと帰着させる素晴らしさにやられた。2位は、井上雄彦先生の執念が完成させた一世一代の大傑作。日本アニメ史に確実に残る1作だと思う。1位は、全体のランキングに書きました。

 

【アニメ映画ベスト10】

1位『THE FIRST SLAM DUNK

2位『ギレルモ・デル・トロピノッキオ』

3位『劇場版Re;cycle of PENGUDRUM』

4位『FLEE』

5位『犬王』

6位『すずめの戸締まり』

7位『私ときどきレッサーパンダ

8位『ONE PIECE FILM RED』

9位『四畳半タイムマシンブルース』

10位『劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁』

次点『劇場版 からかい上手の高木さん
 
 次点から。観終わってメチャクチャ優しい気持ちになれた作品。10位は、キャラクター映画として完璧な作品。9位は、昨今稀に見る「ちょうどいい」映画。8位は割愛。客観的に入れるとこんなもん。7位は、「女の子」をここまで日本のアニメ的な美少女とは別の「可愛さ」で描けるとは、何か、完全に負けたよ・・・って感じ。6位は、新海誠の新たな傑作。5位は、湯浅監督のライブアニメとして最高だった。4位は、あまりにも過酷な生い立ちをアニメーションと実写で突き付けてくる渾身の作品。3位は、11年前、「何者にもなれない」存在だった私のような存在に、「きっと何者かになれる」と言い切ってくれるノー天気さに感動。2位は、新たなファシズムが台頭する今、そこに抗い、自分の人生を生き切った御伽噺として号泣。1位は説明不要の傑作。何回か泣いた。
 
 以上が、部門別のベスト10です。今年も、良い映画に出会えることを祈って。今年もよろしくお願いいたします。それでは。
 ※『犬王』を入れ忘れるという痛恨のミスを犯してしまったので、修正しました。恥ずかしい(23/1/29)