はじめに
皆様。こんにちは。世間では10連休だ令和だ8年分の賃金が分からないだ騒がしいですが、私の頭の中は現在、その大部分が『アベンジャーズ/エンドゲーム』のことに埋め尽くされています。皆様は観たでしょうか。まぁこの記事を読みに来ているという事は観た方なのでしょうね。私は少し遅れて、後悔3日目の4月28日に観ました。ちなみに、IMAX3D字幕です。劇場は満席で、コミカルなシーンでは笑いが起こり、終盤のキャップの「アベンジャーズ・アッセンブル」の掛け声のシーンでは、劇場の熱が一気に上がった感じがあり、ラストでは啜り泣きも聞こえてきました。好きな人たちと一緒に観るって、本当に良いもんだなと思った次第です。
と、私の個人的な話は置いといて、はい、今回の記事はMCU(マーベルシマティックユニバース)の私的なランキング記事です。これを書こうと思ったのは実は昨年でした。映画秘宝の2018年11月号で秘宝の執筆・編集陣がMCU作品のベストを決める企画をやっていたことに触発されたことがきっかけです。この号がでてすぐに乗じても良かったと思います。しかし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から月日が経っていたこと、そして、来年のこのタイミングならば、『エンドゲーム』も公開され、MCUの区切り的にも丁度いいと思ったため、このタイミングになりました。まぁ「twitterでやれ」と思われるかもしれませんが、そこはその作品についての一言を書くことで差別化したいと思っています。それでは、MCU22作品、いってみよう!
22位【マイティ・ソー ダーク・ワールド】
いきなりビッグ3の作品で申し訳ない。でも、私の中では、本作はMCU作品の中でも、屈指の「事務的処理感」を覚えずにはいられない作品です。それでも一定水準は保っていますけど、相対的にこの順位です。この作品を好きな方、すみません。
21位【マイティ・ソー】
これまたソー。いや、だって、こちらも「事務的処理感」を強く感じてしまったんですよ。「ソーのオリジンをやろう」という。だから、一時期はこの作品がMCUワーストでした。ですが、最近観返してみたら『ダークワールド』よりは面白く感じたので、繰り上げました。こちらは貴種流離譚的な話にしていて、文化ギャップをギャグにしていたりしていますしね。
20位【アイアンマン2】
制作でゴタゴタがあったんだろうなぁと思わずにはいられない作品でした。掘り下げられる箇所があるのにそこら辺はなぁなぁだったし。ただ、私個人のアイアンマンに対する思い入れも込みでそこそこ楽しく観られましたので、この順位です。
19位【アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン】
『アベンジャーズ』2作目。面白いのですが、やっぱり、「自分たちが蒔いた種を処理しただけ」な感じがしますね。ただ、それもこの後の展開を考えれば必要な事だったと思いますし、何より本作は異様な情報量なので、それを処理しきった腕に感服はしました。
18位【アントマン&ワスプ】
何度も書きますが、順位が低くても好きなことには好きなんです。でも、相対的にはこの順位なんです。すいませんね、この作品を好きな方。本作は1作目と同じくサクッと観られますが、それ故にあまり印象に残らなかったのかなぁ。
17位【インクレディブル・ハルク】
MCUの中でも、ひときわ影が薄い作品。でも観てみたら結構面白く、この順位にしました。
16位【キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャーズ】
キャプテン・アメリカ1作目。第二次大戦時を描き、キャップのオリジンを原作通りにやったことは良いのですが、やっぱり「それだけ」であっさり感を抱いてしまいました。すいませんね。
15位【キャプテン・マーベル】
男性から解放される女性を、そのままヒーロー映画として描いた快作。ブリー・ラーソンが美しすぎる。
14位【マイティ・ソー バトルロイヤル】
前2作が微妙だったのに対し、本作はその2作をぶったぎったことが功を奏したのか、割りと深刻な内容なのにも関わらず、全編コメディに振り切った最高の作品でした。
13位【アイアンマン3】
『アイアンマン』3部作の最終作。アイアンマンという存在をもう一度定義し直し、トニー・スタークの中にその精神を内面化するという、3部作の最後にふさわしい作品でした。
12位【ドクター・ストレンジ】
MCU公式の一大トリップ映画。IMAX3Dを最大限活用した映像はMCUイチで、そこだけでも本作は素晴らしいと思います。
11位【アントマン】
小さくなるヒーローという設定、そしてあまり重くなり過ぎない気軽な内容、そしてダメダメな奴らが一発当てるために行うケイパーものの要素がとても良く、この順位です。
10位【スパイダーマン:ホームカミング】
規模がどんどん大きくなり、救う対象が「街そのもの」から「世界」になり、果ては宇宙まで行ってしまったMCUにおいて、「親愛なる隣人」であり続ける姿に感動。『ブレックファストクラブ』を彷彿とさせる学園要素も〇。
9位【アベンジャーズ】
フェイズ1の総決算。これまで出てきたヒーローが勢揃いし、キャップの「アベンジャーズ、アッセンブル!」の掛け声で皆が戦う姿は何度見ても胸が熱くなります。
8位【アイアンマン】
全てはここから始まった。トニー・スタークがトンカチ1つでアイアン・スーツをこしらえた姿は、まだまだ先行きなど見えなかったMCUの挑戦姿勢そのものな気もします。内容も、カラッとしていて、気楽に楽しめる1本。ただ、『エンドゲーム』の必須映画です。
7位【ブラック・パンサー】
ヒーロー映画でありながら、アメリカで起きている問題に正面切って向かい合った作品。他にも、ワカンダという画期的舞台、エリック・キルモンガーという、凄まじい魅力の悪役を生んだ画期的作品。
6位【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2】
邦題はアレだと思ってる人間なので、敢えて「Vol.2」とさせていただきます。一言。最高です。ウェットすぎるという意見もあるそうですが、私にとって、笑って泣けて熱くなれた本作は、最高のエンタメ作品でした。
5位【シビルウォー/キャプテン・アメリカ】
キャップとアイアンマンの正義のぶつかり合いを、どちらもきちんと立たせた上で面白く見せるその手腕に感服です。
4位【アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー】
始まってから終わりまでノンストップで進む怒濤の展開、衝撃の結末ながら、「サノスの物語」としてきちんとまとまっているというとんでもない作品。
3位【キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー】
キャップの2作目。理想と現実が違っていても、その理想を体現しようとするキャップの姿勢に感動。ポリティカル・アクションとしても素晴らしい作品でした。
2位【アベンジャーズ/エンドゲーム】
最新作にして、『アベンジャーズ』最終作。多くは語りません。ただ、これまでの作品全てに心から感謝したいと思います。本当にありがとう。
1位【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】
でも、やっぱり1位はこれ。スペース・オペラとして最高だし、馬鹿で負け犬な連中が互いに力を合わせて銀河の危機に立ち向かう姿は、何度観ても素晴らしい。Vol.3も待ってるぞ!感想無くてすみません。
以上、MCU作品ランキングでした。フェイズ3最終作『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』、そして、それ以降の作品も楽しみにしています。