20位 『寝ても覚めても』
同じ顔を持つ男を好きになってしまった女性の気持ちを丹念に描いた作品。東出昌大の完璧な使い方や、丁寧な演出にやられました。
19位 『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
個人的には『レディ・プレイヤー1』よりこっち。権力と戦うジャーナリストたちを力強く描いた秀作。9か月で撮ったとは思えないレベルの完成度。
18位 『判決、ふたつの希望』
歴史的、宗教的な対立が雪だるま式に悪くなっていくさまをテンポよく描いた前半、そして世界中で問題になっていることにとるべき態度をきちんと示している素晴らしい作品。
17位 『ブラック・パンサー』
革新的ヒーロー映画であり、同時に今の世界に必要なヒーロー像すら示した傑作。
16位 『レディ・バード』
等身大の女子が大人になっていく様を描いた作品。テンポも含めて最高でした。
15位 『ウィンド・リバー』
今や名脚本家であるテイラー・シェリダンが放った初監督作。巧みな構成、突発的なアクション、そして事件の生々しさの描き方など、かなり良くできた作品かと。
14位 『カメラを止めるな!』
2018年最大の話題作。これを入れないわけにはいかない。笑い、泣き、ストーリー、全てが素晴らしかった。
13位 『スリー・ビルボード』
こちらもウェルメイド枠。世界の理不尽さ、でもそこにあるちょっとした優しさや救いも描いた作品。好きですね。
12位 『へレディタリー/継承』
最凶のホラー映画。初監督とは思えないクオリティの高さ。全てが完璧に設計されていて、観ているだけで恐怖でしたが、同時にちょっとした多幸感すらありました。最高。でも最悪。
11位 『弧狼の血』
東映の本気。今の時代にこれを撮っただけでなく、素晴らしく面白くしてくれたことに感激。
さて、次はTOP10です。