秋アニメも、もう気付けば私が見ているものはもう全て1話が終了し、すでに2話が始まっているのも少なくありません。そんな中ですが1話の感想を書いてみたいと思いますよ
今回はこちら。「宝石の国」。原作の存在は知っていましたが、未読です。今回見たのも、興味があったことと、監督が京極尚彦さんだったことが理由です。
事前に全く情報を入れずに見たので、タイトルがそのままの意味だったことには少し驚きました。まさかこれ、最近流行りの擬人化ものだったとは。まぁ1話のサブタイトルで気付けって感じですが。「フォスフォフィライト」。宝石については全く無知だったので、「舌噛みそうな名前だなぁ」とか思ってました。これ、宝石の名前だそうで。そして調べてみると、(擬人化ものだから当たり前ですが)ちゃんとその宝石の特徴を抑えているんですね。
そんな宝石を擬人化したキャラたちですが、ちゃんと敵がいて、月から襲来する仏像のような奴です。宝石たちはCV中田譲治の坊さんに適材適所の仕事を与えられ、敵と戦うわけです。これが話の軸かね。
しかし、それだけともいえない作品だと思いました。というのは、主人公は戦闘要員ではなく、与えられた「仕事」も、歴史の編纂です。1話しか見ていない者の予想ですが、編纂者の主人公を狂言回しにして、月の敵の謎、宝石たちのドラマを描く作品なんですかね、これ。
面白いのは敵が仏像の形をしていて、対抗しているリーダー格なのが坊さんだということですね。また、敵が出てくるときの黒いシミが、ロールシャハテストみたいなのも引っ掛かりました。あれは確か見る人によって見えるものが違う、というものでしたよね。何か意味あるのかな。とまぁ、かなり気になることがあるし、CGを使いまくった映像も良かったし、ぼくっ娘とか狙ってんなとか思うところあるので見ます。