新作映画(2020年)
87点 青春音楽映画です。普段ならば絶対に観ないタイプの映画で、公開直後もノーマークでした。公開後、高評価の感想を読んだりする機会はありましたが、普段ならばスルー案件。だって興味ないんですよ、こういうの。何が青春だよ、みたいな感じに思ってし…
72点 NETFLIX独占配信の映画。監督はサフディ兄弟で、主演はアダム・サンドラー。批評家からの評価が非常に高い作品だったこと、新型コロナウイルスの影響で映画館が休館してしまっていたこともあり、自宅にて鑑賞しました。 本作を観てまず感じたことは、…
94点 今泉力哉監督の、今年2本目の監督作。1本目の監督作である『mellow』は観られなかったのですけど、本作は時間もピッタリ合ったので鑑賞できました。ちなみに観たのは2月です。最近こんなんばっか。 本作は基本的にはLGBTQを題材にした映画です。本…
78点 実は本作、新年1発目の外国映画です。1月3日に観ました。感想を書くのがだいぶ遅れたのは私の怠慢です。存在を知ったのは町山智浩さん経由。そういえばロマコメはあまり観ないなと思ったし、正月にそんなに重い映画観ても仕方がないので鑑賞した次…
90点 御年90歳のクリント・イーストウッド監督作品。前作『運び屋』から1年を待たずに公開されました。相変わらずの驚異的なスピードです。しかもそれで少なくとも映画作品としての出来はいいのだから本当にイーストウッドは映画の神に愛されてるなぁと…
87点 WEBコミックガンマで不定期連載中の漫画「メイドインアビス」を原作とする劇場アニメーション作品。2017年にTVアニメが放送され、本作はその直接的な続篇です。私はTVアニメは視聴していまして、そのクオリティの高さとあまりに陰惨な展開に驚愕…
83点 最初はノーマークだったのですけど、アトロクで特集されてて興味が湧き、調べてみたら一番近い映画館でやっていることが判明したので鑑賞してきました。感想として、想像以上に面白くて本当にびっくりしました。 本作は題材とキャッチコピーを見れば…
93点 台湾発の長編アニメーション映画。公開前から各方面で話題沸騰の作品でしたので、興味はありました。しかし、上映館と時間の折り合いがつかず、結局公開年の2019年のうちに鑑賞することはできませんでした。年が明け、ようやく観られるようになっ…
87点 サム・メンデス×ロジャー・ディーキンスが挑んだ(疑似)ワンシーン・ワンショットの戦争映画。この撮影手法は、古くはヒッチコックの『ロープ』、最近では『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ軌跡)』でも行われていたものです。企画発表…
91点 大橋裕之先生原作の漫画「音楽」のアニメ化作品。監督は岩井澤健治さん。プロデューサーは公開当時、そして映画秘宝休刊号発売当時、中々に(個人的には)無神経だと感じる声明文を発表した松江哲明さん。本作は岩井澤監督が7年5カ月の歳月をかけて…
78点 最初はノーマークでした。存在すら知りませんでした。存在を知ったのは岡本敬史さんがTwitterで「エンタメの全てが詰まっている作品」とまで評していたから。彼のことは信頼しているので、そこまで言うとはどういう映画なのか、興味が沸いて鑑賞しま…
93点 「すべてを経験せよ 美も恐怖も 生き続けよ 絶望が最後ではない」 本作のラストに引用されるオーストリアの詩人、R・M・リルケの詩です。本作で語られていることは、この詩に集約されています。本作は、ジョジョという、「戦争も、人間も、社会も、ま…
91点 鑑賞したのは1月なのに後回しにしまくってしまってこの時期になってしまいました。まだこの時期に観て感想書いてない映画が多いので、早めに何とかしたいなと思います。 さて、本作は『LOGAN』を監督したジェームズ・マンゴールド監督の最新作になり…
65点 『22年目の告白』『ビジランテ』を監督した、入江悠監督のオリジナル作品。近年の入江悠監督の作品は私が鑑賞した範囲ではどれも素晴らしい作品で、監督の作品は必ず観る、というほどではないのですが、時間の余裕があれば観ようかなと思ってはいま…
80点 1989年に企画が立ち上がるも、公開までの30年間、実現しそうになるたびに様々な理由で延期になり、「映画史上もっとも呪われた企画」とまで言われた本作。私は「ドン・キホーテ」については内容くらいは何となく知ってはいますけど、それでも私…
91点 私にとって三池崇史という映画監督は、熱心に追っている監督というわけではありません。直近で観たのは2017年の『ジョジョの奇妙な冒険』です。この監督は「仕事は来たもん順で受ける」というポリシーのもと、非常に多作なのですが、それが故に作…
93点 2018年、長編デビュー作である『へレディタリー/継承』で世界中の映画ファンを恐怖、というよりも実に「厭な」気持ちにさせた新進気鋭の監督、アリ・アスター。おそらく、世界で最も続篇が待たれている彼が次に放った作品が本作です。私は同時代…
87点 2010年に1作目、2014年に2作目が公開され、そのどちらもが高い評価とエンタメ性を持っていた『ヒックとドラゴン』シリーズ。本作はその3作目にして完結篇となります。日本では残念ながら知名度が高くない作品なのですが、映画ファン、アニ…
94点 監督前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で全世界の『スター・ウォーズ』ファンを敵に回したライアン・ジョンソン。私自身も『最後のジェダイ』に関してはやろうとしていたことは別にいいのですけど、そこにディズニーの商業的な戦略を感じてし…
98点 最近はちょっと忙しくて、映画は観ているのですが感想を書く時間があまりとれず、昨年分だけで10数本感想、今年に入ってから数えても9本の作品を鑑賞するも、感想が書けていません。ちょっとずつ数を減らしていこうと思っています。というわけで、…