暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

金欠になると実感する、図書館のありがたみ

 このブログではあまり感想をあげませんが、私は読書を趣味としております。といっても、年間50冊も読まない半端者なのですけど。そこは勘弁してほしい、読書家の方!読むものは主に新書と小説。目的は勉強と娯楽です。

 

 小説を読むと楽しいし、新書は勉強になります。なので、なるべくたくさんの本を読みたいのですが、ここでネックになるのは金銭問題。私も今どきの若い者の例に漏れず、薄給なのでそんなに余裕はありません。金が無ければ本もろくに読めない。本が読めなければ勉強のソースはネットになるしかない。ただ、これはつまり、体系的な知識の低下を意味します。ネットは断片的な情報を得ることはできても、しっかりとした体系的な知識を得ることは難しいと考えているためです。ここで少し話が脱線しますが(申し訳ない)、この点においては、やっぱり世の中は金だと実感します。金があれば本を買ったり、講演会に参加したりして、より多くの知識を得ることができる。金が無ければ、知識は身に付けにくいのです。

 

 金はないが本は読みたい。そんな我儘な人間の強い味方が図書館な訳です。図書館はその市に住んでさえいれば、誰でも本を借りられます。必要なら取り寄せることも不可能ではありません。確かに、一定期間以内に返却しなければいけないというデメリットはあります。しかし、そこは返却期限の延長もできるため、多少手間がかかるという以外にはそこまでのデメリットではありません。

 

日本の最も美しい図書館

日本の最も美しい図書館

 

 

 余計な出費をせずに本を読める。これだけでも個人的には素晴らしいのですが、他にも、図書館は素晴らしいと感じる点はあります。

 

 まずは静かだということ。デパートとかカフェとかだと館内アナウンスだ周りの人間の声だでうるさく、神経を削ぎ落とされるのに対し、図書館は余計な音がなく、落ち着いてゆっくりすることができます。これだけでも価値ある場所です。

 

 そして、無駄に人と話す必要がないこと、互いに不干渉でいられることです。誰からも干渉されずにゆっくりしたい。そんな時にも図書館は素晴らしい場所となります。

 

 静かな空間で、互いに干渉せず、本(もしくは他のこと)に没頭できる。そんな私のようなぼっち人間にとって、そして金は無いけど知識を得たい我儘な人間にとって最高の場所、それが図書館なのです。これからも、末永く存続してほしいと思います。