暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

2018年冬アニメ【りゅうおうのおしごと!】1~3話感想

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 これも原作未読。でも存在は知っていたし、ラノベで将棋がメインの話は珍しいと思ったので、見ました。また、ここでは基本的に1話の感想を書くのですが、区切りも良いので、これだけは例外的に3話までの感想を書きます。

 実に素晴らしいですね。ここまでザ・ラノベアニメな作品を見たのは久しぶりです。(といっても去年『エロマンガ先生』見てたけど)何せ主人公は1話からもうハーレムを建設しているし、中二病の友達がいたり、幼女とかクーデレとか、至れり尽くせりですよ。最高か!

 という記号的なことは置いといても面白いです。ただ視聴者に媚びるのではなく、3話使ってちゃんとヒロインの成長と、彼女の目指すべき目標を見せてくれたと思います。

 あいの目標は、「八一とくっつくこと」と「プロになること」だと思います。で、この最大の障壁があの八一の姉弟子・銀子。今回はこの両者の面で銀子にコテンパンにされたわけですね。プロとしては実力の差を見せつけられ、八一との関係の深さについても、「八一との対局経験から得た手」を使われ、見せつけられたわけですから。

 このように今回はコテンパンにされたわけですけど、そこから本当の意味で八一の弟子になって、目標を持って頑張っていくのだなぁと思うと良い導入だと思いました。この辺をなし崩しにしないで、ちゃんと「八一側」からお願いしたのは誠実な内容だなと思いました。しかし、これで八一はあいを棋士にできなければ婿になるわけで、上手くいったらいったで関係は深まるだろうし、どちらに転んでもあいが有利で、銀子完全に詰んでないか・・・?

 とまぁそんなことは置いておいて、細かいところを。1話の時点では、手の作画に非常に力が入ってるなと思いました。やっぱ将棋だからかね。気軽に見られるので、今後も見ていくだろうと思います。