暇人の感想日記

映画、アニメ、本などの感想をつらつらと書くブログです。更新は不定期です。

リバイバル上映

【ブルース・ブラザーズ】感想

75点 1980年に公開され、今なお根強いファンが多くいる本作。私も以前から存在は知っていて、1度観てみたいなぁと思っていました。そんなところに舞い込んだ午前十時の映画祭での上映。今回は映画ファンの投票が参考にされてラインナップが決まったの…

1人の男の罪と罰【ペパーミント・キャンディー】感想

97点 現在、『バーニング 劇場版』が公開中のイ・チャンドン監督の作品。私は存在は前から知っていて、観たいと思っていました。しかし、あいにくソフトは現在絶版でAmazonでは値段が高騰しておりとても手が出せず、しかも近場レンタル店では取り扱ってな…

複数のジャンルを含んだ海洋アクション映画【ジョーズ】感想

スティーブン・スピルバーグが生み出した傑作サメ映画。上映当時はあまりにショッキングな内容だったため、本来なら「顎」の意味である「JAWS」がサメの代名詞になってしまったり、モデルのホオジロザメそのもののイメージすら塗り替えてしまいました。そん…

『未知との遭遇』の裏返し的作品【E.T.】感想

95点 実は観ていなかった名作映画。公開当時は空前の大ヒットを飛ばし、興行収入は当時の歴代最高記録を叩き出したそう。今でもポスターは超有名だし、指と指を合わせるあの仕草は観ていない私でも知っていました。「有名な箇所は知ってるけど、ちゃんと観…

映画愛溢れる「粗悪な物語」【パルプ・フィクション】感想

94点 クエンティン・タランティーノが監督としてブレイクするきっかけとなった本作。私は本作を以前に鑑賞しており、今回は新午前十時の映画祭9で取り上げられ、映画館で観られるという事で鑑賞しました。 鑑賞してみて、とても楽しい時間を過ごすことが…

監督の執念が乗り移ったかのような怪物映画【恐怖の報酬(1977年) オリジナル完全版】感想

88点 1953年にアンリ=ジョルジュ・クルーゾーが監督した『恐怖の報酬』を、『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』のウィリアム・フリードキンが1977年に制作した本作。試写で不評だったため、日本ではフィルムをズタズタに編集されて公開さ…

大画面で観るべき、体感する傑作映画【2001年宇宙の旅(IMAX2D字幕版)】感想

95点 スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークが1968年に制作した不朽の名作にして、映画史上最も難解と言われる作品。私も昔DVDで観たのですが、御多分に漏れずさっぱり理解できず、当時の感想ノートにも、「訳分からん」と書かれています…

『悪い奴ほどよく眠る』の痛快娯楽版【椿三十郎】感想

96点 巨匠・黒澤明監督の名作時代劇。三船敏郎演じる浪人がほぼ同じキャラクターなため、事実上、『用心棒』の続篇的な作品です。本作の内容も前作『用心棒』と同じく「痛快」な娯楽作品でした。しかし、その「痛快」さは前作とは異なっていて、その違いも…

痛快娯楽時代劇をそのまま体現した作品【用心棒】感想

94点 ・はじめに 巨匠・黒澤明監督の名作時代劇。午前十時の映画祭9にて鑑賞。私のような若い人間には、名画座ではなくシネコンでこういった名作を観られるというのは本当にありがたいです。朝起きるのが大変ですけど、感謝しかありません。 ・痛快 「時…

【戦争のはらわた】感想

80点 去年のデジタル・リマスター版の上映開始時からずっと観たかった本作。ようやく私の行動範囲内の映画館で上映されたので、鑑賞してまいりました。 まさにサム・ペキンパー版の戦争映画でした。『ワイルドバンチ』で見られたカットを細かく割ったバイ…

【劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード】感想

80点 『カードキャプターさくら』の劇場版第2弾にしてTVシリーズの完結篇。もちろんTVシリーズは全て見ています。劇場版も見たかったのですが、第1作と同じく、何故かどこのレンタル店にも置いてないという状況で、再放送もないし、ずっと本作を見れずに…

【グロリア】感想

75点 「レオン」の原型と言われるハードボイルド・アクション。以前から見たいと思っていたので、午前十時の映画祭でかかったのを機に鑑賞しました。 「レオンの原型」と言われるだけあって、大筋はほとんど同じ。年が離れた2人の、奇妙な絆の話です。です…

【トリュフォーの思春期】感想:大人の階段を上る子ども

78点 午前十時の映画祭で鑑賞。最初は観る気がなかったのですが、偶然時間ができたこと、そして、思えばこれまでトリュフォーを観たことがなかったので、お勉強のつもりで鑑賞しました。 原題は「L`Argent de poche」訳すと「おこづかい」です。これは映画…

【牯嶺街少年殺人事件】感想

98点 幻の傑作として長らく発売されなかった作品。どうも権利関係でごたついていたのが原因だそうです。それを買い戻してこうして公開してくれた人たちには感謝しかありません。しかし、不安を感じてもいました。上映時間が長いですし、この手の「傑作」は…